耐震診断おまかせガイド TOP > 地震に強い家・弱い家
「建築年代でみる木造住宅」にて、建てられた年代によって住宅の耐震基準が変わってくることをご紹介しました。このページでは建築年代以外の面から、「地震に弱い住宅」についてご説明します。

軟弱な地盤や液状化しやすい地盤に建てられた建物は、地震の際に大きく揺れます。
川に沿った土地や平野の地盤は表層が軟らかいことが多く、比較的揺れやすいといわれています。逆に山間部の土地の地盤は固く締まっているため、揺れはそれほど大きくないようです。

建物を真上から見た際の形が複雑であったり、凸凹が多かったり、突出部分が多かったりする建物は、建物の本体にあたる部分と突出している部分とで剛性が異なります。
そのため地震が起こると、本体部分とそれ以外の部分とが異なる揺れ方をしてしまいます。その結果両者の境界部分に負担がかかり、そこから壊れてしまうことが多いようです。

住宅の1階に12畳(約20平米)以上の空間(柱などがない)がある場合、住宅の重量を支える柱や壁の数が、2階に比べて少なくなることがほとんどです。
このような住宅は耐震性が低く、大きく揺れてしまいます。

住宅の上方に重い物がある場合、地震の際に大きく揺れることになります。具体的には、重いピアノや書棚、また瓦屋根などです。
相対的に上方が重く、下方が軽くなると、“頭が振られる”状態になってしまい、地震の揺れを強く受けてしまうことになります。

外周や内部の各柱に均等に重量がかかっていない住宅の場合、揺れによって各柱にかかる重量が大きく乱れ、建物の破壊につながります。

地震の際に起こる横揺れは住宅に水平方向の力を加えます。この水平方向の力に対抗するためには、壁に「筋交い」などの補強を施したり、面材を使用したりする必要があります。
建築年代の話題と重複しますが、1981年5月以前の耐震基準に基づいて建てられた住宅には、筋交いの不足しているものが多いといわれています。また、それらの補強がバランスよく配置されていなければ、補強の少ない部位に力が集中してしまい、意味がありません。

木は水分により腐敗・劣化します。住宅の北側や外壁、台所、浴室の湿気対策がなされてない住宅は、木材の腐敗が進行していることも充分にあり得ます。

これまでに一度も見たことがないから、といって安心できないのがシロアリです。
基本的に木材はシロアリにとっては餌です。シロアリの種類は多く、その種類に応じた木材や土壌の防蟻処理をしていない住宅の場合、「気付いたときには、家中ボロボロ」になっていることもあるのです。
いかがでしょうか?
ご自宅に当てはまる点もあったのではないでしょうか。ご自宅の建築年代は新しくても、これらの条件に該当してしまう場合には、もう少し詳しくご自宅をチェックしてみましょう。